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世界の投機マネー

世界の投機マネーは¥15,750,000,000,000,000との事です。

下記は参考までに
国際投資資金 は 1日 300兆
政府予算 83兆 1日 2200億
GDP(名目)515兆 (1日1兆4100億億)
解散総選挙で800億以上
国会運営費 1日で3億円   1年は365日 年間1千億(人件費)

日本の国家予算が一般会計で約80億円ですから200倍近い資金量ということになります。今年3/17に日経平均は11,691円をつけました。今、現在14200円付近です。3月の状況と今の状況と何が良くなったのか。WTI原油)は1バレル=130ドルが視野に入っていますし農産物は悉く値上げ福田内閣の支持率は低迷を辿り米経済の減速も濃厚であると考えれば、今株価が上がる要素は殆ど無いのですが上がっています。これが所謂、投機マネーです。実体経済とは全く関係がなく先物を主体とした投機マネーが世界を席巻しているのが現状です。ヘッジファンドを代表とするハゲタカファンドの中には破綻を来すところも出てきており、そうなると銀行は融資を辞めますので自力で利益を出すしか在りません(これが信用収縮です)。よって暴走した投機マネーにより更に相場は混乱することが予想されます。

かつて日本がバブル崩壊した時には世界からの救済はありませんでした。しかしアメリカの場合は日本以上のバブル崩壊サブプライムローンの負債を証券化して世界にばらまいた結果、ドルが暴落をすれば世界経済が大打撃を受けることから日米の金利差はかなり縮まっていても政府系ファンドが動いてドル高円安方向に導かれ円安=株高という現象を生んでいます。しかし、いつまでこの状況が続くのか予断を許さない状況であると云えます。 

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