日本海・オホーツク海にメタンハイドレート
日本は世界では隠れた資源大国です。日本の領海の底、排他的経済水域も入れれば沢山の資源があります。日本海にはメタンハイドレートという天然ガスが氷ったものがあって、大量に毎日生み出されているものです。それを魚群探知機で安価に探知できる方法を青山繁晴さんが社長をしている独立総合研究所の自然科学部門の青山千春博士(青山さんの奥さん)が特許を取得しました。しかし使用料はとっていません。
日本海・オホーツク海にメタンハイドレート
明治大など、浅い海底で確認 2012/10/29 19:27
明治大学と北見工業大学、東京大学の共同調査グループは29日、メタンハイドレートが日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海からオホーツク海にわたる広域の海底で見つかったと発表した。海底下数メートルの浅い部分に埋まっており、これまでに太平洋で確認された海底下深くのメタンハイドレートと比べ掘り出しやすい。埋蔵量は不明だが、国産エネルギー源としての期待が高まる。
メタンハイドレートが見つかったのは北海道網走市のオホーツク海沖と、秋田県から新潟県にかけての日本海沖。一部を掘り出して回収した。兵庫県から島根県にかけての日本海沖でも存在を示す証拠を確認した。
明大の松本良特任教授は「こうした場所はたくさんあると考えてよい」と述べ、日本海やオホーツク海の海底に広く未利用資源が眠っている可能性を示した。
メタンハイドレートは海底から数メートル掘った浅い地下に円盤型のシャーベット状になって埋まっていた。これまでに太平洋側の南海トラフなどで見つかったメタンハイドレートは海底下数十メートルより深い部分にあり、掘削に向けて技術とコストが課題となっている。海底の表層にあれば掘り出しやすく、日本海のメタンハイドレートが有望な資源となる可能性も出てきた。
海底下表層のメタンハイドレートはこれまでにメキシコ湾やカナダのバンクーバー沖、サハリン沖などで確認されている。資源利用に向けた研究は日本が先行するが、日本海やオホーツク海のメタンハイドレートについてはロシアや中国、韓国も調査を進めている。
という記事がでました。これに対して青山さんの元には沢山の便りが寄せられました。その中でも多かったのが、前から青山さんが言っていたじゃないか。何故、今頃報道されているのかという問いでした。
東大を含む大学グループが29日に発表した資料の中に何枚も写真がありました。その内の一枚、メタンハイドレートが高い柱になっている写真は独立総合研究所の自然科学部長の青山千春博士がもっている特許をつかって船内で調査機器で写した画像でした。千春博士の背後から別人が撮った写真を使っているのですが、明らかに独研の特許技術がつかっているのに連絡がなかったそうです。2004/10に海底資源探索システム及び海底資源探査法としてライセンス料はとらない特許をとっていますが、許諾を得ないで使う事とは別問題です。
何故、青山さんの今までの取り組みが無視されるのか。それは大学グループに東大教授がいれば、それが絶対権威。東大といっただけで平伏す。民間が既にやっているとは思わず金科玉条のようにして大報道する。「東大」の字がついたら新たな発見と確認もなく決め付けてしまう訳です。権威主義の最たるものです。ついこの間、iPS細胞を使った世界初の治療をしたと発表し、その後嘘だったと認めた森口という人に踊らされていたのにマスコミは二の舞を演じるばかり。私にいわせれば記事は誤報です。大学グループは特許を使った写真を無断使用した事を謝罪した上で、新聞社も訂正記事を掲載し、きちんと青山さんがやってきた事の経緯を報道するべきだと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=USgAwE4AICo
Watch 青山繁晴インサイドショック 10.10
http://www.youtube.com/watch?v=XQYS0I0TR54
【青山繁晴】インサイドSHOCK メタンハイドレート発見報道の件 2012.10.31