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イスラム過激派組織ISIS掃討作戦を巡り、米国で米軍の地上作戦参戦を支持する声が高まっているそうで米キニピアック大学が4日に発表した世論調査では、イラクとシリアでの掃討作戦に地上部隊を派遣することを62%が支持し、反対の30%を上回りました。昨年7月に行った調査では、地上部隊派遣に関する類似質問で、支持が29%、反対が63%。11月の調査でも支持が37%、反対が55%だったそうです。
アメリカは先だってジハーディ(聖戦士)・ジョンと呼ばれている処刑動画の男に処罰を与えるというような事を発表しましたが、遂に世論も動いてきました。 米国人ジャーナリストを斬首する動画などから米国民の反感も強まってきたようです。
空爆だけで組織を壊滅させる事は不可能ですし、人員投入はせざるをえないと思うのですが、血を流さない事を公約にしたオバマ大統領はどうするか。一方、日本も 2月6日の閣議で政府は武装組織のような国家ではない勢力にも集団的自衛権が適応される可能性があると明らかにしました。国家対国家ではない武力闘争に対応していかなければいけない時代になりました。